ミス首都大学東京 高井ひろえの「読んだ、観た、感じた!」
プロフィール:
ミス首都大2014 ミス着物賞 DHC賞 キレイモ賞
ミスキャン時から毎日ブログを書き続け、女子大生として等身大の思いを伝えてきました。
第22回 「おせっかい」のススメ
今回ご紹介するのは、大証ヘラクレス上場PR会社サニーサイドアップ(クリックでHPへ)の、生みの親
高橋恵さんがお書きになった一冊です。
PR会社として、広告事業を手がけるのに加えて、
元プロウインドサーファー飯島夏樹さんや元プロサッカー選手の中田英寿さんなど、スポーツ選手のマネジメント事業や
パンケーキ屋さん「bills」(私も大好きです!!!)の日本初上陸をプロデュースしたことでも有名な会社です(*^〇^*)
高橋恵さんは、2人の娘さんを抱えて、42歳で起業なさいました。
ワンルームマンションの一室から会社をスタートさせ、「お金も資格も実績も人脈も、何もない四十二歳」(本書p3より引用)の状態でした。
しかし、そこから上場まで引き上げるためには並大抵の努力では足りなかったことは、想像に難くないです。
膨大な努力のできるエネルギーに加え、その成功のエッセンスは、「おせっかい」。
「おせっかい」は、家事や友人との人間関係だけでなく、仕事にも生きるのです。
そんな素敵な教えを紹介してゆきたいと思います(*^^*)
おせっかいとは?
「おせっかい」と聞くと、相手が求めていないことまでしてしまって、嫌がられるような印象を受けますよね。
でも、「おせっかい」になるのをこわがるばかりに、相手に関わることを極度に避けていないでしょうか?
もしかしたら、あなたが良かれと思い、相手にしてしまったことが、裏目にでることはあるかもしれませんね。
ですが、本当に相手のことを想ってやったことなら、良かれ悪しかれ、相手の心に思いやりは届くはず。
それどころか、喜んでもらえることが、意外と多いんです!
それに、おせっかいをするためには、常に、「相手のために何かできないか」という思考になります。
あなたが誰かと接するとき、
「自分のために何をしてくれるんだろう?」と考えている人と、「あなたのために何ができるだろう」と考えている人。
両方いたら、どちらと関わりたいですか?そして、どちらとお仕事がしたいですか?
情けは人のためならずと言いますが、その思いやりはあなたに返ってくることになるんです。
(もちろんそのためにおせっかいをするのではないのですが!)
仕事は人と人との繋がりによって運ばれてくる
恵さんは、起業の道を選ばれたので、会社に守ってもらうことはできません。
ご自身で仕事をとってこなければならないのです。
いくら実力があったとしても、起業したてのときはもちろん実績はないので、
お仕事を任せる立場の方も首を横にふってしまいます。
そんなとき、「おせっかい」が生きました。
一番印象的だったエピソードは、恵さんが取引先の方を訪問したところ、お仕事を断られてしまったときのことです。
断られて恵さんが去ろうとしたとき、取引先の方は、指を誤って切ってしまい、血がたれてきました。
それを見かねた恵さんは、走って薬局を探しにゆき、手当のための物を買い、取引先の方に届けたそうです。
結局、その方は恵さんの行動に感動し、お仕事を了解したそうです!
お仕事を与えるのは、人です。お仕事は、人が運んでくるのです。
だから、人を動かさなきゃだめなんですね。
「この人応援したいな」って思わせるような、可愛げが必要なんですね。
そんな可愛げは、恵さんの場合、「おせっかい」だったのです。
人は、何かを与えられると、「何か申し訳ないな・・・私もこの人のために、何かできないかな・・・」と思います。
私も、それはすごく思い当たります!
何かをしていただくと、恩返しは複利でしたくなりますよね。
自分のためを想って何かをしてくれる人の笑顔、見たいですよね。。。
恵さんは、いつもお客様目線。お客様がどうしたら喜んでくれるかを常に考えていらっしゃったのです。
お客さんに対して、「ギブ&テイク」ではなく、もはや「ギブ&ギブ&ギブ。。。」といってもいいくらいの姿勢なんです!
成功の秘訣は、ここにあるのかもしれないですね(*^^*)
実際、恵さんにお会いして
写真は、恵さんのホームパーティに呼んでいただいたときの1枚です。
ピンクのうすいシャドウがおしゃれで、魅力いっぱいの笑顔が素敵でした。
恵さんの作ってくださった煮物が、懐かしくてとても美味しかったです。
そこで、お話しいただいたのは、「感謝」のお話し。
感謝の「謝」は、「言」葉を、「射」ると書きます。
その言葉のとおり、感謝の気持ちは、矢を射るように素早く相手に伝えること。
早く伝えないと、感謝の気持ちを受け取ったとしても、ありがたみを感じないから。
人との繋がりを、もっと深いものにする秘訣。ぜひ本を読んで、学んでみてくださいね♪*^^*
(本情報)
出版社: PHP研究所 (2012/2/15)
- ISBN-10: 4569802524
- ISBN-13: 978-4569802527
- 発売日: 2012/2/15