ミス首都大学東京 高井ひろえの「読んだ、観た、感じた!」


プロフィール:

ミス首都大2014 ミス着物賞 DHC賞 キレイモ賞
ミスキャン時から毎日ブログを書き続け、女子大生として等身大の思いを伝えてきました。



第12回は、「アルマーニ」です!!


ざっくり説明すると(*^。^*)

世界的なファッション・デザイナー、ジョルジオ・アルマーニに密着して作られたドキュメンタリー映画です。
65歳の御大が、服のデザインのみならず、モデルのウォーキングを含むショーのプロデュースからショップのレイアウトに至るまで
エネルギッシュに世界中を飛び回る姿や、セレブたちとの交流、休暇を楽しむ様子などを1年以上に渡って撮影し、まとめたものです(*^^*)


ファッション・ビジネス界のトップにも君臨するアルマーニの性格とは?

彼は40歳で会社を設立。
25年目である2000年当時、彼は自社の株を100%自身で保有しており、世界33か国に249店舗。
3千人の従業員を抱え、毎週3億6千万円を稼ぎ出しています。

そして、アナ・ウィンター、ケイト・ベッツなどのファッション誌編集者は、彼を「21世紀を代表する名デザイナーの1人」「働く女性のファッションを変えた革命児」
「シャネル、サンローラン、ディオールに匹敵する存在」と評しています。

まさに、ファッションビジネス界のトップに君臨しているといえるでしょう。

そんなアルマーニの言葉の中に、このようなものがあります。

「私はニセモノが嫌いだ。見せかけの真実は見たくない。」

そんなこだわりは、セレブとの交流を楽しむ中でも、「本当は、感性の合う人と関係をつくりたい」と漏らすところにも表れていますが、
やはり自身の仕事の面に顕著に表れます。

アルマーニは、そのデザインのみならず、ショーのプロデュースから、ショップのレイアウトまで、様々なところに目を配っているわけですが、

ショーの準備の場面では、誰よりも強いこだわりを見せます。
「スカートのゆれですら、計画的に表現する」と、
その言葉のとおり、準備の細かさは人一倍で、
その細かさについていけないスタッフたちを罵倒するシーンも見られます。

モデルたちのウォーキングには、「若々しく、美しく、ハッピーに!」とイメージを伝えたり、
自分自身で歩いて例を示したりします。

さらには、そのモデルたちの着る服を作る人たちのもとへ行き、
「1針1針に愛がこめられているね。」と確認。

さらに、さらに、世界へ飛び立ち、アルマーニのお店のレイアウトにアドバイスをし、、、、。

服のブランドだから、服のみへの感性が優れていると思いきや

服に関するすべてのことについて、素晴らしいアンテナが張り巡らされている!!!!!!

これは、きっとアルマーニの「こだわりのある性格」のなせるものなのでしょう。

「才能と強い意志とシャイな性格が成功の要因だ」と、とある編集者は言います。

アルマーニの、美を感じ表現する才能、そして、
それを周りに伝えて、人を動かし、実行する強い意志、
裏方で実行に徹する根気。

そんなアルマーニの素顔を、この映画では感じることができます。

楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する

という稲盛和夫さんの言葉がありますが、
まさにアルマーニをこの映画で見ていると、彼は、この言葉のとおりだと思うんです。

アルマーニは必ず別荘での休暇をとるようにしています。
海を臨むその別荘では、
若者と共に、学び、教え合いながらその感性を磨き、リフレッシュさせ、次のお仕事につなげます。

そして、ショーの準備などは、「万が一」を念頭に置き、
どんな細かいところであっても、周りのほとんどが妥協するようなところであっても
こだわることをやめません。

最後に、ショーを実行しているとき、そして最後にアルマーニがショーのプロデューサーとして挨拶のために登場する際の笑顔は
とても素敵です。ショーを楽しんでいるように思えます。

アルマーニからも、成功の法則を学べたような気がします!(*^^*)

(DVD情報)

  • 販売元: ポニーキャニオン
  • DVD発売日: 2004/06/16
  • 時間: 79 分
  • ASIN: B00023GTIW
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