ミス首都大学東京 高井ひろえの「読んだ、観た、感じた!」
プロフィール:
ミス首都大2014
ミスキャン時から毎日ブログを書き続け、女子大生として等身大の思いを伝えてきました。
今回ご紹介するのは、、、、この服のプリントがポイント・・・?!(*^〇^*)
第5回:「ミトン」
今回ご紹介するのはこちらの作品です(*^。^*)
なんとyoutubeにあがっていたので、ここにURLを載せますね♪
(DVDについての情報は最後に載せます)
とっても可愛らしい犬が登場します♪♪
https://www.youtube.com/watch?v=OaSXSsuKTBU
ざっくり説明すると(*^。^*)
動画は10分で終わるので、ざっくりとかないかもしれませんが。。。(*^^)v
ロシアを代表するアニメーション監督、ロマン・カチャーノフの作品で最も評価の高いとされてる作品です!(●^o^●)
様々な賞を受賞しています♪
この監督で、日本で人気になっている作品といば、「チェブラーシカ」です(*^^*)
ちっちゃくて心優しそうなまゆげに、つぶらな瞳のチェブラーシカは、いまでもよく雑貨屋さんへいくと見かけますね♪
こちらは、犬が飼いたくて仕方がない女の子のアーニャと、犬のミトンの短編アニメです。
人形アニメならではのあたたかさ
ミトンもまた、人形を使って、1コマ1コマ動かしながら撮影するコマ撮りなのですが、
1967年の作品ということもあり、人形の動きがぎこちないところがあります。
でも、なんだかそこに手作り感が感じられて、あったかいんです。
特に女性の方の場合、幼いころ、犬や猫やお人形さんなどの小物を集めて、
その子たちを住ませるお家を作ったりして、遊んだことがあるのではないでしょうか(*^^*)
私も、人形とかだと、後頭部の丸みとか、素材の柔らかさとか、目の形とか。。
子供ながらに、ほんとうに細かいところに「キュンとするポイント」を見出して
お気に入りの人形を可愛がっていました。
大好きな人形だから、大好きなものに囲まれてほしくて、
ソファーやベッドを作って。。。こんなに愛情を注いでいるのだから
ちょっとでも動いて、私と遊んでくれないかなあと思っていたほどでした。
この作品からは、そんな、ちっちゃな人形たちのちっちゃな世界に対する、作り手の愛情が感じられます。
特に、犬のミトンの動きは、犬が大好きなひとが見れば、「よく犬の可愛いところわかっているよね!!!!」と感心してしまうくらいに
「キュンポイント」をおさえられています。
身体がちっちゃいのに、大型犬を追い払うくらい勝気なところ。
それなのに、飼い主さんに全身全霊で愛情表現してくれるところ。
主人公アーニャが犬を飼う事を猛反対する、ちょっとこわいお母さんも、最後には優しい笑顔に。
1人1人が愛情を込められて、命をふきこまれているんですね。。
ちっちゃな小物の世界ってほんとうに可愛らしいですよね。
この作品は台詞がないので、登場人物の感情は音楽でかなり引き立てられているのですが、
鉄琴の高い音や、他の楽器のコロコロした音が、ちっちゃいけれど感情をもった人形たちの動きをより健気に見せてくれます。
いつまでも変わらない良さ
いまは、CGだったり、技術の発展のおかげで、ダイナミックな演出に慣れつつありますが、
「本物」の人形で作られた、手作りの世界。人間のきもちの通ったものでできた、あったかい世界。
いつまでたっても、惹かれてしまうんだなあと思いました(*^^*)
カチャーノフ監督の短編作品はその他にもあるので、ぜひご覧になってくださいね!!(●^o^●)