ミス首都大学東京 高井ひろえの「読んだ、観た、感じた!」
プロフィール:
ミス首都大2014 ミス着物賞 DHC賞 キレイモ賞
ミスキャン時から毎日ブログを書き続け、女子大生として等身大の思いを伝えてきました。
さて、今回ご紹介するのは、、、
第16回 犬と私の10の約束
タイトル通り、犬映画です(*^。^*)!!!
1人暮しでペットが飼えなくて・・・・飼えたとしても、家にいないことが多いからペットがかわいそう・・・・
そんな理由で動物と触れ合う機会が少ない方、きっといらっしゃいますよね。
きっと動物が恋しく思う事あるのではないでしょうか。
私も、上京している身なので、
実家のミニチュアピンシャー、いのっちが恋しくて、毎日画像と動画を母に送ってもらっています。
同じように犬を愛する人たちは本当にたくさんいます。
ですが、ここで考えてみてください。
人間は、犬に、ごはんを与え、水を与え、散歩に連れてゆき、住む場所を与え、、飼う上で色んな物を与えますよね。
では、犬は人間に何を与えてくれるでしょうか?
犬は働けないからお金もないし、学校まで乗せて行ってくれるわけでもないし、与えられるものはほとんどありません。
ですが、少しだけ、犬には与えられるものがあるのです。
だけれど、その与えられるものの存在って、すっごく大きくて、大切なんです。
この映画での犬、ソックスのまっすぐな瞳を見ていると、それがわかってくる気がするんです。
ざっくり説明すると(*^。^*)
物語は、福田麻由子演じる主人公のあかりが中学生の時から始まります。
多忙でなかなか早く家に帰って来れないお医者さんの父と、おっとりしていて優しいお母さんに囲まれて
あかりは愛情を受けながら育ちます。
ですが、母が入院し、一人ぼっちの時間が長くなる。
一人っ子で、お茶目で活発なあかりにとって、一人の時間はとても孤独です。
そんなとき、子犬のゴールデンレトリバーがあかりの元に現れる。
実は、それは、その後に亡くなってしまう母からのプレゼントだったのです!
母からの遺言で、あかりは「犬の十戒」を教わる。
「あなたには学校も友達もいるけど、私にはあなたしかいません。」など、、、。
そんな十戒を胸に、あかりはゴールデンレトリバーの「ソックス」との日々を過ごしてゆく。
犬の可能性
犬好きにはたまらないでしょう・・・(>_<)
特に子犬シーンは、カメラマンさんありがとうと伝えたくなるくらい可愛いポイントをおさえてくださっています。
子犬のおどおどしたが動きが可愛いです。 目もお肉でかくれていて、、そして、ふくよかなお尻、ふかふかのお腹。
見ているだけで犬が恋しくなって、私は翌日ペットショップへ行きました。
そして、ゴールデンって、本当に毛色がゴールデンなんですね。
海岸を、陽に当たりながら走るゴールデンの毛は黄金色に輝いていて綺麗でした。
口をあけて、表情豊かに笑う顏。そして優しそうで正直な瞳。
TVで、保健所での犬の管理映像を観たことがありますが、
そこの保健所では、ひとつの部屋にいろんな犬が押し込まれていて、排泄物が散らかっていて、ひどい状態でした。
でも、この映画を観ていると、本来犬って、こう扱われるべき存在なんだなあって思います。
愛情をいっぱい受けているソックスは、幸せに満ち溢れていて、素敵です。
そんな姿は、一緒にいる人間を安心させ、幸せにします。
「汚い」「捨てられた」
そんな犬1匹1匹にも、その可能性はあるんですよね。
犬にできること
飼い主がまだ子供で、たくさん時間があるときは、犬といっぱい遊んであげることができます。
でも、離れ離れになったり、自分に忙しくなると、犬のこと忘れちゃうときが、来るんです。
私も受験のときに、当時飼っていたゴールデンを触りもしない日が続きました。
主人公のあかりは、旭山動物園に勤務することになりますが、
会わなくなっても、犬は「さみしいよ」なんて電話で伝えられないし・・
何も言わないんです。 黙って待っていてくれる。
でも、帰ってきたときには、しっぽをちぎれんばかりに振って、「大好き」を伝えてくれる。
ただひたむきに愛情を注いでくれる、ただただ信じてくれる。
そんな姿は、人間の心をひらきます。
そこにいるだけで場が和みます。
人間は犬を忘れても犬は人間を想いつづけるんですね。 そして、いつ会いに行っても、怒ることなく、ゆるしてくれるんです。
人間は、一度信頼を失うと取り戻すのは難しい、と言いますが、
犬は、人間をずっと信じていてくれる。
それが、犬にできる少しのことだけど、すごく大きいこと。
そんなことを教えてくれる、あったかい映画です(*^^*)
(DVD情報)
- 販売元: 松竹
- DVD発売日: 2008/09/26
- 時間: 117 分
- ASIN: B001BBANDQ