生への渇望。ゼログラビィ
Movie

ミス首都大学東京 高井ひろえの「読んだ、観た、感じた!」


プロフィール:

ミス首都大2014 ミスオブミスエントリー中
ミスキャン時から毎日ブログを書き続け、女子大生として等身大の思いを伝えてきました。


第11回「ゼログラビティ」



アルフォンソ・キュアロン監督による、宇宙を舞台にした2013年の映画です。
8月27日より開催されたヴェネチア国際映画祭のオープニング作品に選ばれたそうです(*^^*)


さらに、2014年春発表の第86回アカデミー賞で、
A・キュアロン監督への監督賞や、視覚効果賞、撮影賞など、同年最多の7部門を受賞したことで知られています!

ざっくり説明すると(*^^*)


ストーン博士と、宇宙飛行士マットが、スペースシャトルの船外で作業をしていると、

ロシアが自国の人工衛星を爆破したことによって発生した破片が、ストーン博士たちのスペースシャトルに向かって
ものすごいスピードで飛んできます!
その勢いは、1人の宇宙飛行士の頭を貫通して即死に至らせるほど・・・

やがて、ストーン博士たちを無重力の世界に放り出してしまう。

残された酸素はわずか2時間分。
地球との交信も断たれた中で、2人はどう地球へと生還するのか?!


まるで自分が宇宙にいるかのようなリアルさ

まずこの映画で特徴的なのは、長回しのシーンが多いということ!

宇宙遊泳の際など、自分の時間と映画の中の時間が一致するため、
まるで自分が登場人物になって体験しているかのようなリアルさがあるのです!

なので、破片がスペースシャトルに当たって、その勢いでスペースシャトルがものすごい速さで回転し
ストーン博士が振り回されているシーンでは、見ているだけなのに本当に目がまわりました(`´;)

さらに、登場人物たちが宇宙を浮遊している姿を表現するたに、カメラアングルや照明の具合をコンピュータで制御する「ライトボックス」システムや
遠隔操作が可能な12本のハイテクワイヤシステム、
そして金属製の円錐に似た部分で人間の下半身を固定させ、さまざまな速度・角度で人間の体を回したり傾けたりすることを可能にした「ティルト・プラス装置」といった

様々なシステムが導入されています!

ほとんどが無重力空間の中でのシーンなので、
ほんとうに宇宙で撮影したかのように見せる工夫がされています!!*^^*

まさに、スクリーンと現実世界の境界がなくなる、体感型の映画なのです(*^〇^*)

逆境に立たされたからこそ、生への渇望


実は、ストーン博士には幼い娘がいました。ですが、交通事故によりそのたった1人の存在を亡くしてしまい
自分が生かされていることに疑問を感じていました。

そんなとき、ストーン博士は死ぬか生きるかの逆境に立たされます。

無重力空間に宇宙服1つで投げ出されたストーン博士は、

もはや無力な存在です。

酸素がなくなるタイムリミット、せまりくる宇宙ゴミ、色んな危険にさらされながら、
ストーン博士は危機一髪のところで命をつなぎ続けます。

本当に、少しタイミングがずれていたら、死んでしまうほどぎりぎりのところで生き延びるのです。

しかも、途中から助けてくれる人は誰もいなくなってしまい、1人ぼっちで乗り越えなければならなくなります。

私がこの立場だったら、孤独と恐怖でどうにもできなくなっているかもしれません・・・。

ですが、ストーン博士の表情にあったのは、恐怖ではなく、ひたすら、生への渇望でした。

人間は、ぎりぎりの状態になると、恐怖を感じなくなるのかもしれません。

ストーン博士はひたすら前を向いていました。どうしたら生き延びることができるのか、どうしたら地球へ帰れるのか。

それだけで頭がいっぱいなのです。

ストーン博士の立場を考え、感情移入し、恐怖を感じている私達に対して
恐怖の中に放り込まれたストーン博士は、恐怖を感じていない。

恐怖は、想像の産物なのかもしれないと思いました。


(DVD情報)

  • 販売元: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • DVD発売日: 2014/12/03
  • 時間: 91 分
  • ASIN: B00NIOVA3G
お姫様の概念を覆す!スノーホワイト
Movie

ミス首都大学東京 高井ひろえの「読んだ、観た、感じた!」


プロフィール:

ミス首都大2014 ミス着物賞 DHC賞 キレイモ賞
ミスキャン時から毎日ブログを書き続け、女子大生として等身大の思いを伝えてきました。



ついに10回目を迎えました!!いつも、読んでくださってありがとうございます。

今回紹介する作品では、かの有名なお姫様が登場するとのことで、
対抗して日本のドレス的位置にある、着物、の写真にしてみました(*^^*)


さてさて、どんなお姫さまなのでしょうか・・・?


第10回 「スノーホワイト」

そう、白雪姫です!白雪姫を原作にした作品です(*^^*)
ルパート・サンダース監督、ホセイン・アミ二とイヴァン・ドーハーティ脚本の、2012年公開の映画です(*^^*)
この映画は「ある意味で」突出しているんです☆

世の中にはアカデミー賞やゴールデングローブ賞といった数多くの映画賞が存在しますよね。。。

その中でもひときわ異彩をはなっているのが、「ゴールデンラズベリー賞」!!!

普通だったら、映画賞はその年の優れた作品に対して贈られるものですよね。
でも、ゴールデンラズベリー賞は「その年の"最低"の映画」に贈られるという賞なのです!!

そう、「スノーホワイト」は、ラズベリー賞受賞作品なのです\(゜ロ\)(/ロ゜)/!

でも、誤解しないでくださいねっ(●^〇^●)

この賞は、単純におもしろくない映画というよりは、
ある意味おもしろいんだけど個性的すぎる作品」などが選ばれることも多いそうです(*^^*)
むしろ、選ばれたことで注目を集め、評価されることさえあります!!!

何が個性的かって。。。今までのディズニー映画で見るような「お姫様」の概念を根底から覆されるんです。


ざっくり説明すると(*^^*)

幼いころに母を亡くしてしまったお姫様、“スノーホワイト”。
実父であるマグナス王は、新しい妻としてラヴェンナをむかえるが、なんとラヴェンナは王を殺し、
自分が女王となって国を支配してしまう。国は闇に包まれ、スノーホワイトは長い間幽閉された生活を送ります・・・・。
ですが、運命の日が訪れます。
女王は、鏡に世界で美しい者をたずねたとき、
スノーホワイトが女王に勝る存在であること。そしてスノーホワイトの心臓を食べれば永遠の美しさを手に入れられるということを知ります。
女王が幽閉しているスノーホワイトは、女王の掌の中にいるも同然。
しかし、間一髪のところでスノーホワイトは逃げ切る!
身一つのスノーホワイトですが、
やがて抵抗軍のトップとなって女王に立ち向かいます!!!

今までの「お姫様」の概念を覆す

ドレス関係とのことで着物の写真を着ましたが。。
スノーホワイト、綺麗なドレスはほぼ着ません。むしろ甲冑をまとっています。

グリム童話やディズニーの「白雪姫」のイメージで観ると、なんともちぐはぐな感じがするかもしれません。
でも、どんなに苦しい状況に置かれても、どんなに厳しい運命に踏みつけられても立ち向かおうとするスノーホワイトは本当に女性として美しいです。
「お姫様」は、綺麗な服を着て、可愛いお部屋に住んで、王子様を待つ。私の中ではそんなイメージでした。
ですが、スノーホワイトのスタートは、本当にこれ以上最悪なことないんじゃないか?というくらい、どん底。
汚くて狭い部屋に、幼いころから閉じ込められ、、7年間。まわりで閉じ込められている女性はみな女王に若さを吸われ、
そして、自分の部屋が開けられるときは、心臓が奪われようとしているその時なのです。
泥にまみれながら逃げ、逃げても追っ手に追われ、生き物の気配のない、闇の森にたどりつき。。。。

やっとの思いで逃げ切ったと思うと、次は女王に立ち向かおうとするのです!

すごいことじゃないですか。。。。
逃げ切っただけで、命が助かっただけで、嬉しいですよね。
物心もつかないまま、7年間も幽閉されていたんです。
それなのに、自分の心臓を狙っている女王。間違いなく抵抗に失敗したら自分を殺すであろう人に立ち向かうんです。
きっと7年間の間にいろんな想いを心の底で燃やしていたんだと思います。
人々は病み、苦しみがあふれる世界に変わってしまった世界を変えたい。
自分の父親がいたころのような、明るい世界にしたいと。

ずっと思い続けてきたからこそ、脱出のチャンスもつかめたんです!

ピンチはチャンス

脱出のチャンスと思えることも、スノーホワイトだからこそだと思います。
だって、自分の心臓を奪われてしまうかもしれない、大ピンチなんですもん!!
「ピンチはチャンス」とはよくいいますが、この言葉、本当にその通りだと思います。大好きな言葉です。
この映画ではそんなシーンがたくさんでてきます。

ぎりぎりで、殺されてしまうかも、逃げ切れないかも。。。
大ピンチを、スノーホワイトはいつも大チャンスに変えてきました。

特に、スノーホワイトにとって、世界は自分にとても厳しかったです。
でも、厳しい世界の言いなりになっていたら、誰がスノーホワイトに幸せをもたらしてくれるでしょうか。
女王の言葉通りにして、そのまま心臓を奪われて、素直なままでいて不幸になったところで世界のせいにしたところで、
誰も、救ってくれないんです。

スノーホワイトが脱出したときに、降り注ぐ光、風、波、ほんとうに美しかったです。
世界には希望がある。
自分次第でそれが広げられる。

今日、facebookのとある投稿で、「生まれた瞬間に人生が半分くらい決まってしまっている」とありました。

でも、どんな境遇にいても、自分と同じような境遇にいても、
自分の意思で人生を切り開いていくひとは、ちゃんといるんですよね・・・・。

そんな人の、かっこいいモデル。「スノーホワイト」。

新しい形のお姫様、誕生ですね(*^^*)

(DVD情報)

販売元: ジェネオン・ユニバーサル

  • DVD発売日: 2012/10/17
  • 時間: 127 分
  • ASIN: B006DWI7Y0
ラストエンペラー
Movie

ミス首都大学東京 高井ひろえの「読んだ、観た、感じた!」


プロフィール:

ミス首都大2014 ミス着物賞 DHC賞 キレイモ賞
ミスキャン時から毎日ブログを書き続け、女子大生として等身大の思いを伝えてきました。


今回ご紹介するのは、、、、(ちなみに中華料理屋さんの前で撮った写真です)


第7回「ラストエンペラー」

ざっくり説明すると(#^.^#)

ベルナルド・ベルトルッチ監督が、中国とイギリスとの合作で、清朝最後の皇帝溥儀の人生の軌跡を壮大なスケールで描いた歴史大作です。
わずか3歳で清朝皇帝の地位につきながらも、近代化の嵐にもまれ、誰かに操られる日々を送らざるを得なかった溥儀。
彼が即位してから文化大革命以降に至るまで、文字通り激動の生涯をあますところなく描き出した作品です。
アカデミーでも、作品・監督・脚色・撮影・美術・衣装デザイン・編集・オリジナル作曲・録音賞受賞と、ほぼ総嘗めにしてしまった傑作です!!

壮大なスケールと美しい映像

中国を舞台にした作品だと、他には三国志が好きなのですが、
とにかくスケールが大きいです。。。
1万人もの召使が、城内に響きわたる号令にあわせて地面に頭をつける光景は圧巻。
そのトップに、わずか3歳の溥儀がなってしまうというちぐはぐ感がすごいです。

溥儀が長い間過ごしていた紫禁城は、黄金色で葺かれている瓦屋根、朱色の壁がとても美しく、
その中での生活も贅沢の限りを尽くしており、いつもきらびやかなものに囲まれている。

妻として迎えられた婉容は、顔を朱色で金の刺繍が施されたかぶりものをしており、かぶりを脱ぐと、触れたらガラスのように割れれてしまいそうなほど繊細な肌と妖艶な目線。
見るのも恐れ多いほど美しかったです。

この作品は、皇帝の地位から追われ、日本軍に協力した罪で戦犯として扱われる溥儀の姿から始まります。
そして、尋問を受けながら、在りし日を回想するというつくりなのですが、

狭く薄暗い収容所にいる現在と、美しく広い紫禁城にいる過去の対比がむなしさを引き立てます。

溥儀に自分の意思などあったのでしょうか

紫禁城での暮らしは贅沢三昧で、叶わないことはありませんでした。
食べたい物を食べ、身の回りのことはすべて召使がやってくれて、
靴のひもでさえ自分で結んだことがない。
妻は、召使いが持ってきた写真の中から自由に選ぶことができるし、何人でも構わない。
召使いは、自分の命令であれば、墨汁でさえ飲み干す。

でも、1つ叶わない願いがありました。


紫禁城の外へ出ることです。


当時中国ではところどころで革命が起こっていました。
溥儀は自分が一番だと思い込んで生活していましたが、外のことは何も知らず、、また教えてくれる人もいない。

激動し、歴史が動いてゆく中で、溥儀は1人取り残されていたのです。
召使いや周りの者も、豊かな生活を手放したくないがために溥儀を利用していました。
やがて、中華民国の軍人である馮玉祥のクーデターで、溥儀は紫禁城を追われます。

溥儀はもう1度皇帝になりたいと願っているうちに、
満州国の皇帝となります。しかし、これも日本の傀儡国家で、溥儀が統治しているとはとてもいえません。
日本に利用されていたのです。。

人が力ないときは、まわりの人も離れていくといいますが、
妻の1人は民主主義に目覚め離婚を申し出て、もう1人の妻はアヘン中毒になります。
1つ1つ失い、自分が力ない存在だということをじわじわと思い知らされてゆく。
自分は祭り上げられていただけで、何の実績もない。

すべてを悟り、収容されているときの溥儀には、皇帝のときにはあった力あるまなざしがありませんでした。

利用されて、利用されて、最後には捨てられる。

自分は上に立っているつもりでも、実際は何も知らずに流されていただけだった。

溥儀はどんな人生を歩みたかったの?

歴史の教科書から、溥儀の運命は知っていたのですが、
どうすれば溥儀はその運命から逃れられたのか
どうすればもっと納得のゆく人生を歩めたのか
隙が見つかりませんでした。

溥儀がもう一度人生を歩むとしたら、一度すべてを捨てるにちがいありません。
大きなお城も、豪華な生活も、美しい妻も、、、
すべて捨てて、自分の足で人生を歩もうとすると思います。
たとえどんなに貧乏でも、どんなにみじめな気持ちになっても。
溥儀は他人の敷いたレールの上を走ってきただけなので、
きっと、自分の人生を歩んできたという実感が欠けていると思うんです。

自分の足で歩む、そんな人生を送りたかった、と思います。

日本ともかかわりの深い人物なので、歴史の勉強にもなると思います。
ぜひご覧になってください(#^.^#)


(DVD情報)

  • 販売元: 松竹
  • DVD発売日: 2004/11/25
  • 時間: 163 分
  • ASIN: B0001CSB80
結論がだせないけど、それも人生の旅。風立ちぬ
Movie

第5回目

ミス首都大学東京 高井ひろえの「読んだ、観た、感じた!」 


プロフィール
ミス首都大2014 ミス着物賞 DHC賞 キレイモ賞受賞
ミスキャン時から毎日ブログを書き続け、女子大生として等身大の思いを伝えてきました。

 

今回ご紹介するのは、とあるものを愛してやまない青年が主人公のお話。

「風立ちぬ」

(写真・・・飛行機に見えたといってくださる方が1人でもいらっしゃれば大満足です)

ざっくり説明すると(#^.^#)

宮崎駿監督の最後の作品ということで予告時から話題になっていました。
大正から昭和へ移り変わる1920年代の日本を舞台にしており、
関東大震災、世界恐慌、失業、貧困と結核、革命とファシズム、言論弾圧と戦争につぐ戦争、、
閉塞感の激しい時代です。
そんな時代を、若者たちはどう生きたのか、、。

実在の人物である堀越二郎をモデルに、その半生を描いた作品です。
(堀辰雄の小説、『風立ちぬ』からの着想も盛り込まれています。)

堀越二郎は、登場当時「不敗神話」をもった零戦の設計者として有名です。
幼いころから、「美しい飛行機を作りたい」という熱意を持っています。
そして、当時不治の病として恐れられていた結核を患う菜穂子との恋に落ちます、、。


 美しいものを追い求める堀越二郎

二郎の願いは、「美しい飛行機を作ること」。
幼いころから夢にまで見るほど飛行機に憧れをもっています。

でも、二郎はひどい近眼のため、飛行機に乗ることは叶わない。
そんな不満を抱いていた少年のとき、
夢でイタリアの飛行機設計者であるジャン・カプロー二伯爵と出会い、
「乗れなくても、飛行機をつくったらいいじゃないか!」と言われます。

夢にまで見るほど飛行機に携わることを願う二郎は、やがて現実に、その夢をかなえてゆきます。
旧東大で学び、三菱には期待の新人として入社します。
毎日さばの味噌煮を食べているのですが、そのさばの骨の曲がり具合が
飛行機のツバサの曲線に似ているからだと知ったときは、どれだけ飛行機を愛しているんだと驚きました(゜_゜>)!笑

ましっぐらに夢へ突き進む二郎は、未来への希望にあふれていて、
幼いころに母にした、「飛行機の設計士になります!」という言葉の通りに生きてゆく。
見ていて応援したくなるほどまっすぐ。

しかし、それは呪われた夢でした。

飛行機を作ることは、戦争の道具を作るということ。
二郎の乗る「戦闘機」は爆撃をたくさんのせて、人を殺しにいくのです。
試験飛行では、空中解体し、パイロットは死んでもおかしくない状態でした。
(実際は何人か堀越二郎の作った飛行機の試験飛行で亡くなっているそうです)

また、飛行機を1機をつくることで、日本中の子供にご飯を与えられるほどのお金が
つぎこまれてゆくのです。

死の病に侵された菜穂子が、命を削って二郎のそばにいても
二郎は飛行機に夢中で、夜に疲れて帰ってくるような生活。

あまりにもまっすぐに、純粋に、「美しい飛行機」を追い求める二郎には何の罪もないのですが、
まっすぐに進めば進むほど、まわりで何かが失われてゆく。

二郎は天才設計士だったこともあり、軍人からもこんな飛行機をつくってくれとの注文がきますし、
日本が戦争に向かってゆく限り、戦闘機はなくてはならないものです。

二郎がいやと言っても、作らされたのかもしれませんが・・・
時代のせいにしても、人を殺しているのは事実です。

美しい飛行機が、人々を乗せて、きれいな空を見て楽しむ、みんなが笑顔になる。
自分の愛しているものの延長線に、だれかの幸せがあることが一番良いのですが、
生きていると、そうはいかないこともあるのかもしれません。

そんな矛盾を抱えたまま、「1機も戻ってきませんでした・・・」と、物語は終盤へ向かいます。
結局、主人公はその矛盾に対してどんな結論をだしたのか、わからないまま終わるので、
観終わったときに、何か腑に落ちない感じが残るんです。

でも、人生ってそんなにきれいにまとまっていなくていいんだよ。
そんな矛盾を抱えながら、終わってしまっても、いいんだよ。と
主人公の人生を客観的にみることで、
許されたような気持ちになりました。


観た直後の感想

どう解釈していいのかわからず、観終ったあとにいろんな人に感想を聞いてまわった映画でした。
(*ー□ー*)
捉え方はそれぞれだと思いますが。。。
風立ちぬの世界は、濁りがなくて、、空も川も何もかもが透き通っていて
ただただ美しかったです・・・。
そのきれいさが、矛盾からくる虚しさを際立たせていていました。

ぜひご覧になったら感想教えてくださいね(#^.^#)


[DVD情報]

販売元: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

  • DVD発売日: 2014/06/18
  • 時間: 126 分ASIN: B00J2NUMVS
かぐや姫。この世に生きる全ての生き物へのメッセージを込めて...
Movie

ミス首都大学東京 高井ひろえの「読んだ、観た、感じた!」 


プロフィール
ミス首都大2014 ミス着物賞 DHC賞 キレイモ賞受賞
ミスキャン時から毎日ブログを書き続け、女子大生として等身大の思いを伝えてきました。

 
今回ご紹介するのは・・・・?次の写真の、私の手元にある〇〇に帰ってしまうお話しです。

第4回:「かぐや姫」

月だなんて分かるかいっ!!!(笑)) 

私が映画・本を紹介するシリーズも第4回です!

 

ざっくり説明すると(●^〇^●)

 日本最古の物語文学である「竹取物語」のストーリーを元に作られています。
「竹取物語」のストーリーを簡単に説明すると、

竹取の翁は竹林で、1本の根本が光っている竹を見つける。そこからなんと可愛らしい女の子が現れる!
翁はその子を連れて帰り、わが子として媼と共に大切に大切に育てます。
やがてとても美しい姫として噂は都にまで広がり、
5人の求婚者が現れるが、かぐや姫はそれぞれに結婚の条件として無理難題を言い、結局誰とも結婚せず。
最後には月からお迎えに使者たちがやってきて、地球での記憶を消されたのち、月に帰ってしまう・・・

というお話しです。
そのお話しの中で疑問に思うことは、
「なぜかぐや姫は月から地球にやってきて、そして月へ戻されてしまったのか」。
その答えとしてヒントになるのが、この作品のキャッチコピー。
「かぐや姫の犯した罪と罰」です。
かぐや姫はどんな罪を犯してしまったのか。。

原作は、登場人物の心情をそれほどクローズアップすることなく、淡々と進んでゆきますが、
この作品では、高畑監督なりの解釈が肉付けされています。


圧倒的に違うのは、その絵

この映画を観ていてなんといっても印象的なのは、絵です。

普通のアニメでは、キャラクターなどの輪郭は、とてもはっきりした1本線です。
どこかカクカクした雰囲気はぬぐえません。

しかしこの作品は、
筆で描かれたかのような、たまににじんだ、ラフな線で、表現される輪郭。
その自然な柔らかさから、アニメにも関わらず「命」が吹き込まれているかのような感じがします。
描き手の、その手のぬくもりごと、その絵に伝わっているかのようなあったかさ。
そして、水彩画のような、美しくて優しい色合い。
実は、この特別なアニメーションを作るために、普通の3倍の制作過程が必要だったそうです。

特に予告編で流されていた、かぐや姫がものすごく鬼気迫った顔つきでまるで猛獣のように走るシーン。
ゆらめく着物の動きを表現するために「水彩作画」を導入しているそうです。
原画の絵を全部画用紙にプリントアウトし、水彩絵具や薄墨を使って1枚1枚筆で着色し、
後でその絵を合成するという、気が遠くなりそうな作業を延々繰り返して制作されたそうです。

悲しい結末

かぐや姫は、自然に囲まれ野山をかけまわり、幼少時代を自由にのびのびと過ごしますが、
やがてその美しさゆえに「高貴の姫君」として生活することを余儀なくされます。
翁はかぐや姫が高貴の姫君として生活することが姫にとっての一番の幸せだと考え、
高貴な求婚者との結婚を斡旋しようとしますが、かぐや姫は断固として断ります。
かぐや姫は、自分のことを、ただのトロフィーのような飾り物としか考えていない殿方や
それが本当の幸せであることが常識とされているこの世に絶望します。
それでも、、月からの迎えがきたときは、もっとこの世にいたいと訴えます。

月の世界は、喜怒哀楽がなく、感情の波もない、何もない、「無」の世界です。
なので、嫉妬もなければ、殿方のように自分を良く見せようとする者もいない・・・汚いものは見なくても済む世界。
「無」であるために完璧で、月の世界の住人はそれが完璧だと思っています。
しかし、喜びも幸せと感じることもありません。
「生きている実感」の無い世界なのです。

確かに、生きていたら、必ず大切な人の死に出会いますし、
自分の望んでいる事とは違う、不条理なこともたくさんあります。
でも、それで「感情の波」を立たせることができる、見るもの聞くもの触れるもの、ひと、いろんなものから「感じる」ことができる。
悲しくても、辛くても、何にも無いよりはいい。
それもひっくるめて生きている実感なんだよ、というメッセージを感じました。

絵巻物を読んでいるような鮮やかな作品で、感じるメッセージもさまざまと思います。
どんな「罪」を犯したのか、、それも、感じ取ってみてくださいね(^^)
最近ではアカデミー賞にノミネートされたと話題になっていますね!
ぜひ観てみてください(*^^*)

「かぐや姫」(販売元: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 DVD発売日: 2014/12/03 時間: 137 分 ASIN: B00N2KJH22)

誰かを愛することで強くなる!映画「ローン・レンジャー」を観て学んだこと!
Movie column movie dvd コラム エンターテイメント t

コラムタイトル:

ミス首都大学東京 高井ひろえの「読んだ、観た、感じた!」

 

プロフィール:

ミス首都大2014グランプリ

ミス着物賞 DHC賞 キレイモ賞 受賞

ミスキャン時から毎日ブログを書き続け、女子大生として等身大の思いを伝えてきました。

 

第2回:DVD「ローン・レンジャー」

 

私が映画・本を紹介するシリーズも第2回です!

twitterでも、鑑賞したものについての情報は載せています。
ありがたいことに、「同じDVD買ったよ!すごくおもしろかった!」「本予約したよ!」などの声をいただいています。
自分の大好きなものを、興味を持ってくださったり、大好きになってもらえる。
共感の輪が広がっていくのが嬉しいです(*^人^*

 

今回ご紹介するのは、「ローン・レンジャー」!! 

 

201382日~日本でも上映がスタートしたのですが、
上映前から、「あのひと」の特殊~~~~なメイクが目をひく、
そして登場人物が縦横無尽に暴れまわる、インパクト大なCMが話題となりました。

 

ざっくり言うと(*^〇^*)

主演ジョニー・デップ、監督ゴア・バービンスキー、製作ジェリー・ブラッカイマーと
「パイレーツ・オブ・カリビアン」のチームが再結集したアクション大作です(*^^*)

1930年代にラジオドラマ、50年代にはTVシリーズや映画も製作されて人気を博した往年の西部劇ヒーローを、
新たに映画化したもの!!


特殊メイクの「あのひと」とは、まさにジョニーデップなのですが、、、
今回は、悪霊ハンターである、「ネイティブアメリカン」、トント役として登場!
トントは幼いころ、悲しい事件に遭遇し、孤立してしまう。
それ以来復讐をもくろみ、目的のためなら手段を選らばない大胆な性格。

そんなトントとコンビを組むのが、正義感が強く、頭がかたく、
「法の裁きを受けさせる」が口癖なジョン(アーミー・ハマー)。
ちぐはぐすぎて心配になってきますね・・・!!笑

そんな2人で巨悪に立ち向かう!!

 

ジョニーデップ演じるトントが愛くるしい

トントはインディアンという設定なのですが、みなさんが思っているそれとはかなり違う外見になっています。
私は最初サーカスから抜け出してきたピエロか何かだと勘違い増しました()

ジョニーの案により、頭にはカラスを乗せることになったそうです!
顏は白塗り。

愉快な外見とは裏腹に、いつも無表情です。
どこか人間味が欠けています。
それもそのはず。ジョニーはこの役作りのために、撮影以外もずっとこのキャラで通していたとか。
トントは相棒のジョンもひっくり返るくらいの大胆な行動にでる上、
ジョンに嘘をつき(もちろん見破れず)ちょっと痛い目にあわせてからかうお茶目なところもあります。
そう、いつも、真顔で()

そんな「シュールさ」がくせになります(●^o^●)

 

「誰かを愛することで強くなる」

トントとジョンは、同じ敵を倒すために行動を共にしますが、
最初、ジョンが悪に立ち向かう理由は、「法の裁きを受けさせるため」でした。
自分の信じる正義のためだったのです。あくまで冷静に、手段を選んで、悪を取り締まろう・・・と、やや消極的でした。
しかし、愛する者を奪われたことにより、ジョンは豹変する!!
法の番人であるにも関わらず、法を犯しているところにはぜひツッコミを入れてください!()

人は、誰かのためを想うことで、初めて本当の強さを発揮できるんだということを学びました♪

 

ちぐはぐで全くそりの合わない2人が、だんだん波長を合わせていき、、、
最後には最高で最強のコンビとして舞台を縦横無尽に暴れまわるところは
見ていて爽快感さえ感じました!ぜひ観てみてくださいね!!(*^^*)


DVD情報

(販売元: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 DVD発売日: 2014/01/15 時間: 150 分 ASIN: B00ADCVJVE)です!

スティーブ・ジョブズの真実
Movie

首都大学東京 高井ひろえの「読んだ、観た、感じた!」


プロフィール:

ミス首都大2014グランプリ
 ミス着物賞
 DHC賞受賞
 ミスキャン時から毎日ブログを書き続け、女子大生として等身大の思いを伝えてきました。


第1回:DVD「スティーブジョブズの真実」を観て...


こんにちは!(*^〇^*)首都大学東京2年生の高井ひろえです。

今回から私が読んだ本や、鑑賞した映画やDVD、アートなどに対して私が学びとった(学びとろうと思った)ことをコラムにまとめていきたいと思います。

一学生である私が、自分のフィルタを通して何かを伝えるだなんて恐縮ですが、
まだまだ未熟で知らないことの多い自分だからこそ見える世界から
感じたことを正直に書いて行けたらなあと思います。


さて、第1回目のテーマは、『スティーブ・ジョブズの真実』です。


ざっくりと言うと(*^^*

2011年10月に亡くなったアップル共同創業者スティーブ・ジョブズの偉業を紹介した本格ドキュメンタリーです。
彼の生い立ちから、iMacやiPod、iPhoneなどの世界を変えたさまざまな製品の開発秘話に至る、
ジョブズファンなら誰でも観たい(はず!)の一枚です(●^◇^●)


アップルのもうひとりのスティーブである、ウォズことスティーブ・ウォズニアックなどの
生き証人の貴重な証言もたくさんでてきます(*^^*)


スティーブ・ジョブズとは

 

このDVDのすごいところは、とにかくジョブズ中心に、わかりやすくまとめてくれているということ(*^^*)
アップルの歴史とかコンピュータの市場のお話ではなく、ジョブズという世界を変えた男の話だけに集中しているところです。
だから数多のジョブズ本のほとんどを読んだことがない(読もうとしても挫折してしまうかもしれない)私でも、
理解しやすいと感じました(●^o^●)

私は特にアップルの大ファンというわけではありませんが、
ジョブズが作ったiPodやPCはもちろん愛用しています。
音楽を外で聴いたり、インターネットをどこでも使えたりするということはすごいですが、
一見それだけに見える製品が、実は世界をダイナミックに変えてきたことを知れることや
それらの製品を作り上げた人たちの生の言葉を聞けることは貴重な事だと思います!

皆さんはご存知だと思うのですが、
スティーブ・ジョブズには、「最高のコンピュータをつくる」という大きな目標があったわけです。
その反面その目標を追うあまりに周りが見えなくなって、
周囲の人を傷つけたり、迷惑をかけてしまうようなことがたくさんあったのですね。

目標があれば、そこへの到達の仕方はひととおりではありません。
そして、その目標へ到達したいという強い想いがあったからこそ、ジョブズは自分にも仲間にも厳しく、
一直線にはしごをのぼっていこうとしたのですが、皮肉にもそのせいで志半ばでアップルを追い出されてしまいます。

その後自分で別の会社を作って理想の追求に執念を燃やすのですが、
結局再びアップルに舞い戻り、CEOとしてアップルを世界最高の会社へと導きます。


私が感じ取ったこと!「ジョブズは、どんな逆境にも負けない」


ジョブズのように心の底から燃えられる、そんなお仕事に出会うには、どうすればいいのでしょうか。
私が学び取りたいのはそのことです。


何よりも感銘を受けたのは、以下のジョブズの言葉です。

「仕事は人生の大きな部分を占めるものだ。そして本当に満足する唯一の方法は自分が信じる最高の仕事をすることだけだ。
最高の仕事をする為に必要なことは自分のやっていることに愛を持って取り組むことだ。
もしまだ見つかっていないのなら、妥協せずに探し続けるんだ。
心の問題と同じように、見つけたときに分かるだろう。
良い人間関係と同じように、年々少しずつ良くなっていくものだ。だから探し続けるんだ。妥協せずにね。」


私も妥協せずに探し続けよう!:-(


DVD情報

(販売元: ラインコミュニケーションズ、DVD発売日: 2013/10/20、時間: 55 分、ASIN: B00E92K5OQ)

*REVOLVER dino network ログイン | 新規登録